はいさい。ウルトラワイド(ほぼ 4K )環境でFF14がやりたくて、久々に PC 環境を一新しました。元々、 GPU 変える、もしくは、 CPU とマザーボードを変えるみたいな感じで部分ごとに世代交代してたんですが、さすがに 4K 相当の環境だとフレームレートが安定しなくなってしまったので、思い切って刷新しました。

買い時なんて来ない

正直、買い時とはいえない状況ですが、そんな中でも比較的良さそうな選択肢について検討したのでメモ書き程度に書き残していきます。基本的に 4K でやる前提なので、フル HD 前提ならもっとコスパのよい選択はあるのかなと思います。

ちょうど 4K でゲームしたかったんだよねって人の参考になれば幸いです。

CPU : Intel i7-12700K

i7-9900k からの乗り換えで i7-12700K にしました。気持ち的に今よりコア数が減るのは微妙だったのと、ヨドバシのポイントが余ってて結果的に安く買えた(錯覚)ので選びました。

ゲームタイトルによりますが基本的には CPU にお金かけるより GPU とかに予算を分配した方が幸せになれると思います。特に DDR5 メモリを選びたいという物好きな人はメモリの価格が高いので抑えられるところで押さえるのがいいかなと思いました。

以下、検討時に参考にした情報です。

個人的には(ゲームだけでいいなら) Ryzen 7 5800X3D が性能と消費電力のコスパが良さそうでしたが、在庫がなくて断念。コスパだけみれば i5-12600K が正解な気がしました。

CPU クーラー

簡易水冷の 360mm ラジエーターのやつを選択。今回は ASUS の ROG STRIX LC II 360 ARGB にしました。特に第 12 世代の Intel CPU は熱がすごいので最低でも 240mm あたりは考えておいた方がいいかもしれません。ちなみに冷却に余裕があるだけ電気を食う(熱を出す)様になったという話なので、気になる人はマザーボード側の電力設定をいじってるといいかもしれません。(参考)

マザーボード

とりあえず ASUS なら大丈夫でしょいうという信頼の元、 ROG STRIX Z690-F GAMING WIFIにしました。

現行の世代は DDR5 メモリ対応 or DDR4 メモリ対応の排他使用なので注意。今回買ったのは DDR5 メモリ対応品です。正直、特段のこだわりがなければ DDR4 対応モデルを買うことをおすすめします。(実性能面で大きく差がでるわけでもないみたいですし、とにかく DDR5 メモリは高い。)

個人的には M.2 スロットが4つ、しかもヒートシンクありなのがうれしいポイントでした。この気に HDD と SSD を退役させ、 M.2 SSD のみでストレージをまかなうことにしました。

メモリー

CORSAIR の DOMINATOR PLATINUM RGB DDR5シリーズ にしました。正直、64GBでこの値段(7~8万)?みたいな後悔はありますが、喉元過ぎればなんとやら。オーバークロックでベンチマークスコアがかなり伸びたのでにっこりしてます。

GPU

大奮発して ROG Strix NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti にしました。FF14 を最高品質の 4K でプレイするならこの辺が閾値なのかなぁ・・・という気はしますね。冷却性能がめちゃくちゃよくてアイドル(ブラウジグ程度)なら GPU 温度は 38 度みたいな感じです。ゲーム中でも 70 度を超えることがあまりない程度には冷えるので(価格以外で)不満はないですね。

在庫の都合であきらめましたが、現実的に検討するなら RTX 3080 の 12GB 版がコスパ的には良さそうでした。 4k でゲームするためにどこまで出せるかって話になりますが、安い順でいくと 3080 (12GB) > 3080Ti > 3090Ti といった感じになるのかなと思います。(何度も言いますが、あくまで 4k 前提ですし、5月時点での個人的な感想です。)

電源

SUPERFLOWER の LEADEX V PLATINUM PRO 1000W にしました。奥行き 130mm でこのスペックはミドルサイズのケースでハイエンドを組みたい人には魅力的だと思います。 24V 以外の端子は好きな場所にさせるのも取り回し的に結構便利でした。

その他の候補としては、 Fractal Design Ion+ 2 Platinum とかも評判がよさそうでしたが、今回の構成だと電源が少し心許ないので諦めました。

余談ですが、電源は Seasonic のものを買おうと思ってたんですが、 RTX 300x シリーズとの相性問題が起きることがある見たでした。(製造時期にもよるらしい?んですが、気になる人は要チェック。

ケース

ケース探すのに一番時間がかかりましたが、 DP502 FLUX にしました。予算的にこだわりはなかったんですが、サイズ感だったり、安価でよく出来たコスパのよいケースだなと思いました。在庫がなくて諦めましたが、後続シリーズ( DF700 等)も中身はほとんど同じ作りみたいなので、そっちでもいいのかなと思います。

そこまで新しいケースではないのですが、 360mm の簡易水冷のラジエーターもつけられるし、(トップにラジエーターをつける場合は)割と長めの GPU でも搭載可能な点がよいです。

惜しい点としては、サイズ的にしょうがないのですが、マザーボードの PCI スロットの最下段をあたりを使うと底面のケースファンは干渉するので使えないところですね。 PCI スロットは GPU 1枚だけみたいな構成なら特に問題はにならないと思います。

ベンチマーク&消費電力

早速、 FF14 のベンチマークを回したところ、 4k 最高設定で 15700 ぐらいでした。気になるベンチマーク中の消費電力(システム全体)は….

消費電力

高負荷時で 450 ~ 500w って感じでした。以前の構成と比較すると 150w ぐらい増加してる感じかな・・・・。電気代高騰が気になるお年頃なので、次世代はもっと省エネなやつでお願いします。

総評

ハイエンドを組もうとするととにかく時期が悪い・・・そんな気持ちになりましたが、フル HD 前提でミドルレンジの PC を組むのであれば、選択肢はかなりあってそんなに悪い時期でもないのかなぁと思いました。(ただし、グラボは除く。)